ちょっとした解説

作品の感想にいくらか同じような疑問を感じられた物がありましたので、ちょっと補足します。

・行太はどうやってＨなページを見に行けたの？

基本的に、行太はハード的な接続はちゃんとしているでしょう（ケーブルを差すだけです）。
ただ、ソフト的な設定が必要だとは知らなかったようです。
つまり回線はちゃんと接続されています。ただ設定がきちんとされていない。
よって、行太が要求を出した（検索であれエロ画像であれ）要求をまなみが一つ一つ自分で探しに行って行太に提供していたのでしょう。
う〜ん、なんて健気な女の子（？）なんでしょうね(TｏT

・『こ〜こはど〜この箱庭じゃ？』というタイトルについて

まなみは・・・来るはずのない訪問者（あなた）に驚いた。そして、出来たら早々に退散してほしいと思った。だけど、強く出て行太には嫌われたくない。そこでこの機を利用して追い出すと同時に、行太によりいい印象を与えようと”演出”した。そう自分が演じている「ＪＵＮ」を使って。
ユーザー追い出そうとするＪＵＮ、その荒らす様な行動を凛と非難することによっていい格好を見せたかったのでしょうね、まなみは。そして荒れそうになる直前を自演し、自ら終息させた・・・そう、（あなた）の名前で書き込みをしたのは・・・。

まなみは、大切なこの”場”を荒らされたくなかった。
行太の作った掲示板を、人が来なくて”行太自身が飽きる”ということも避けたかった。そこで自らがいろいろな人物を演じる事によっていろんな人が覗きに来てくれている掲示板を作り出した。（日記を参照）

『箱庭』というのは行太にとってだけでなく、まなみにとってのソレでもあります。

・”文絵”って一体…？

上記のように、まなみはたくさんの人を演じました。

・・・しかし、文絵はどうやら違うようです(^^　彼女は一体・・・
まぁすべて明らかになるよりは、謎が少しは残っていたほうが面白いでしょう。