『ドイツの北の果てに来ています。その43』 ~ドイツの出産病院の食事~

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家族部屋へ

出産時の分娩室から家族部屋に移り、三日間ほど…母体や新生児の諸々の検査のために病院に宿泊します。本来は旦那さんは自宅に帰り、ママと赤ちゃん二人のみで宿泊(その場合、入院費は無料)通いでパパは仕事の合間に顔を見に来る(主に車?)という感じなのですが、自分たちは遠方のため3人で宿泊できる家族部屋(有料)を使用…。

看護師さんいわく「45ユーロ」と言うことで、まぁ1日当りその位ならなんとか工面できそう…と。(参考:『ドイツの北の果てに来ています。その38』)

『ドイツの北の果てに来ています。その38』
前回の話はこちら→その37「しゃぁねぇ」 = 家族部屋 = ※画像をクリックすると別ウィンドウで開かれます。 出産前… 事前にそれなりに調べていったり、妻は病院の見学コースのようなものを回ったりとの準備はしたつもりだったのですがいざその時に

 

基本的には時々来る医師や看護師さんたちの対応…母体のチェック・検査や新生児の検査など以外は基本的には自由で、主にゆったり休んで母体の回復をはかるための時間といった感じ。
特に会陰切開のあとは相当痛い&長く続くらしく見ていて大変そうでした…。
事前に友人から『円形クッションは必須だよ!』と聞いていたのですがまさにその通り。
自宅に帰ってから大活躍でした(ドイツの部屋では主に椅子に座る生活ですので…)

日本とドイツの産院食

宿泊入院ということでとりあえずは3食の食事

ネットなどで『日本の産院の豪華な食事』がたくさん紹介されていて、うわ~すげー…と目を丸くしてみてました。

確かに、出産後はもうまったなしに育児が始まり、しばらくは外食なんてとてもいけなくなる。(実際はホントに行けなくなるのは子供がじっとしていられなくなってからなのですが…)
出産で死に物狂いで頑張るのがお母さんで、出産前には出産の際の体力をつけるため。 出産後は産後の肥立ちにとしっかりとした食事をとってくださいという日本の産院の傾向はなるほどなーと思います。

それをしっていての、さてドイツの出産病院

 

最初に蓋を開けた瞬間は本気で「目が点に」なりました。
同時にこりゃいいネタになるとも(笑)

日本の食事で慣れているとどうしても、ハムやチーズって『おまけ』感が強くって、蓋開けた時にはほんとにこれは食事なのか?とすら思えたほどです(ちょっと言いすぎかな?)
そのくらいに唖然とした病院食でした(笑)

伝統

実を言うとこの食事(パン・ハム・チーズ)はドイツでいう「伝統的な食事」に当たるもので、別に特別貧相というわけではないらしい(妻いわく)
日本で言うなら、ご飯・味噌汁・焼き魚とお新香~みたいな感じか。

そして日本の食パンと違って、ドイツの穀物パンはかなりどっしり。ハムも結構美味しく、バターは発酵バター。チーズも日本のプロセスチーズではなくナチュラルチーズなので、単純にパンにたっぷりのバター+ハム+チーズを乗せるだけでかなり美味しくてお腹に溜まったりします。

実際今現在でも昼食など、オープンサンドと称して上記に少量の野菜などを挟んでよく食べます。実に美味しい。そして安い!

 

ただまぁ、もうちょっと色んな物食べたかったなぁとは正直思いました…(笑)

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