だっこ

まず最初におことわり…

この漫画は第一に「自分のため」、次に「妻のため」、その次が「妻の家族のため」に描きました。
そんな極身内に向けたもので恐縮ですが…、心が動いて頂けたのなら幸いです。
※内容的に少々重いので、苦手な方はご了承下さい。

『 だっこ 』 (全7P)

4月の終わりに、妻のお父さんが亡くなりました。
少し体調は崩していたけど、あまりに突然な別れでした。自分たちはこの7月下旬に一時帰国を予定してチケットも確保済み。
3ヶ月後には初孫をその手に抱いてもらえるはずだった。 よだれまみれの手でベタベタ触られてバシバシ叩かれて、それでもニコニコしている義父の姿は容易に想像ができました。
その事を全く疑いもしなかったのです。

それが永遠に失われてしまいました。
本当に息子をその手に抱いてほしかった。その暖かさ柔らかさを感じてほしかった。

妻は…
フラフラといつもあちこちに飛び回って、心配をかけてばっかだった。時々会えた時にはやっぱり素直になれずにきつい言葉で当たってばかりだった。
孫を連れて帰ってその手に抱かせてあげる事が自分のはじめて出来る親孝行だったはずなのに!なんでせめてあと3ヶ月待っててくれなかったの…。 と悲痛な涙を何度も流していました。

お義父さんに初孫を抱かせてあげたかった。
自分は多少なりとも漫画が描ける。それを使ってせめて絵の中だけでも抱かせてあげたい。
その想いだけで作った漫画です。

もう何度も言われ尽くされた言葉ですが…
皆さまのご両親にも是非、感謝の言葉を伝えてあげて下さい。
お孫さんを抱かせて、一緒に遊んでもらって下さい。
後悔しないためにも…。

碓井康裕

コメント

  1. Asa より:

    これは、あかんやつや。(涙が出て…)
    ご冥福をお祈りします