『ドイツの北の果てに来ています。その36』

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前回の話はこちら→その35「家族水入らず

= これからの事 =

 

北ドイツの病院

私たちの利用した病院は、北ドイツで出産する場合に選択肢に挙げられる2つの大きな病院のうちの一つです。
北ドイツは海があり(北にしかない!)、離島がたくさんあるうえ電車も本数の少ない長距離電車が一路線という感じなので、出産の為に利用する際には『離島から来られた人向けの宿泊サービス』があり、私たちはそれを利用しました。
実際、普通に居住としてお医者さんたちが利用しているマンションの一室で、近くには大手スーパーが数点、病院のすぐとなりには大きな公園。歩いて30分位の所には港があり皆がくつろぎオープンテラスで昼間からビールを傾けている…そんな比較的恵まれた住環境。

以前の漫画(その27)で書いたとおり、初見の印象は
「…あ、このままここに住みたい…」
でした(笑)

私たちは初産かつ外国人、遠距離という事もあり少し余裕を見て、出産予定日の約一週間前程から病院にいき、そこで陣痛が来るまで生活をしていました。(規則では10日前程から利用できる)
陣痛が来たのは予定日から数日遅れたので、およそ10日ほどはそこで暮らした感じです。
電子レンジは共用なれど冷蔵庫は各部屋に備え付けてあり、いろいろな食材を買い込み、いわば完全に『生活』していました。

そこで言われた、出産直後の『即日退去命令』

正直、「え…ちょ、ちょっとマジ…?」
そんな気分でした。

もしかしたら、事前にその辺も調べたら情報が(口コミなどで)書いてあったのかもしれない…
今考えると少し情報収集不足だったのかもしれません。

 

次回

次回更新は、6/24(日)辺りを予定しています。

※金土とキールという都市にて行われるkieler whoche(キーラーヴォッへ)というお祭りに行ってこようと思うので、すこし更新日がずれます。
赤子を連れての初めての一泊旅行なのでいまから色々とドキドキです…。

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