海上の風力発電

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海岸に面したテラスから見た水平線の彼方に…

 

Westerlandの街に出た時によく、大通り突き当りの海岸まで歩いていく。
先日の空気の澄んだ天気のいい日に海を見に行った際、遥か水平線上にあるものに気がついた。


※後半にすこし声が入っているのでお聞き流しください(苦笑)

 

大量の『風力発電の風車群』

ドイツはかなり風力発電の普及進んでいて、その設置数もかなり多い。
(余談ですが、イギリス・デンマークのほうが更にすごいらしい…)

※Wikipediaより引用

 

ドイツでも北寄りに多く配置されているのは、北海やバルト海からの強い風が年中吹き抜けているためでしょう。 私達の住んでいるsylt島も強風で有名です。

広い田園風景に点々と立ち並ぶ巨大な風力発電タービンはときにそのサイズ感を失いそうになるほど。Syltからハンブルクに電車で移動している際など、その田園風景から見える恐ろしい数の風車はなかなかに壮観…!

閑話休題。

ふと浮かぶ疑問

さて冒頭の動画…海岸沿いのテラスから海上に並ぶ風力発電タービンを見ていてふと思う。

 

「んっ?あれどこに立ってんの!?」

 

今見ているのはここ

 

でもってずずいと…

なんもねぇ! 設置できそうな島一つ見当たらん…
…まさかイギリスが見えているわけ無いわ(当たり前である)

 

ちょっとググるとドイツでは海上にて風力発電機を設置するというのがここ数年広がっているらしい。

建設進む洋上風力発電所
ヨーロッパでは、沖合数㎞の海上に大規模な風力発電施設が次々と建設されている。こうした洋上風力発電所のメリットは、洋上では陸地に比べ強く一定の風が吹き、比較的安定した発電が可能なことや、風車の大型化が可能なこと、陸上から

Wikiによると北海上にも31機設置されているとのこと。(2011年の時点)
なんとなくこの辺かなぁと他の記事などを辿ってみる…

 

と、調べていくうちに更に別の記事が…

Power plants: DanTysk - Vattenfall

おや?もしかするとこれは位置的に、北海のドイツの海上風力発電ではなく、デンマークの海上風力発電なのかもしれず。
おそらく位置的にはこれっぽい。(ドイツの海上風力発電施設はもっと南の方らしい)

 

いろいろググってみると北海のど真ん中… ドイツ・デンマーク・イギリスの中間地点で将来3国共同で巨大な海上風力発電プラントを作り上げるという計画もあるらしい。

何やらいろいろと壮大だねぇ…

 

これまでは全然気がつかなかった

これまでに何度もここには来ていたのですが、霞ではっきり見えなかったりそもそも気にしていなかった(苦笑)という事で、気づきもしなかった水平線上の人工物。
普段何気なく行っていた海岸からふと見えたドイツおよび北海を囲む欧州の最新海上風力発電事情、なかなかに興味深かったです。

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